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作品集
第19章 平成28年11月1日
共に考えましょう!
◆もし、人間が、太陽に存在していたら、地動説は、簡単にわかったはずだ。
太陽から見れば、地球が動いているように見えるからだ。まさにそうなのだ。
しかし、残念ながら、地球にしか人間は住んではいなかったから、太陽が地球の周りを回っていると当然のごとく思った。これも至極当然の帰結だ。日常的な意識は、こういうものだ。
しかし、実は、太陽が地球の周りを回っているのではなく、地球が太陽の周りを回っているのだ!とコペルニクスが発見した時の意識は、全く日常の意識とは違う。見えることを信じるのではなく、直感的なものを信じたのだ。ここに、非日常的な意識がある。
「見えるものを成り立たせている何かを探す!」という非日常的な疑問を持った人間だけが、変なことを考えるのだ。しかし、そんな人間だけが、社会に貢献するのだ。
だからこそ、私たちもちょっと見習ってみよう。この見えているものを支えているのは、実は何なのか? そういう原理的な問いをたまにはしてみよう。そうすれば、いつもの風景が違って見えてくるかもしれない。そうなれば、楽しいことになってくるはずだ。
◆もし、人間が、太陽に存在していたら、地動説は、簡単にわかったはずだ。
太陽から見れば、地球が動いているように見えるからだ。まさにそうなのだ。
しかし、残念ながら、地球にしか人間は住んではいなかったから、太陽が地球の周りを回っていると当然のごとく思った。これも至極当然の帰結だ。日常的な意識は、こういうものだ。
しかし、実は、太陽が地球の周りを回っているのではなく、地球が太陽の周りを回っているのだ!とコペルニクスが発見した時の意識は、全く日常の意識とは違う。見えることを信じるのではなく、直感的なものを信じたのだ。ここに、非日常的な意識がある。
「見えるものを成り立たせている何かを探す!」という非日常的な疑問を持った人間だけが、変なことを考えるのだ。しかし、そんな人間だけが、社会に貢献するのだ。
だからこそ、私たちもちょっと見習ってみよう。この見えているものを支えているのは、実は何なのか? そういう原理的な問いをたまにはしてみよう。そうすれば、いつもの風景が違って見えてくるかもしれない。そうなれば、楽しいことになってくるはずだ。