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第20章 平成28年12月1日

年中行事と歳時記


◎年中行事と歳時記

◇12/17

●年の市
東京都台東区、浅草観音。中旬〜下旬ころ。年の市は、注連縄(しめなわ)・門松などの正月の飾り物、縁起物、雑貨などを売る市で、「何やかや売り」ともいわれている。江戸時代から浅草観音の年の市が、もっとも規模が大きい市とされ、深川八幡・神田明神・芝明神・平河天神で催される市をいう。師走中ごろから、各地で順次「年の市」が立つ。


●羽子板市
東京都台東区、浅草寺境内ほか。17日〜19日。年の市から羽子板市だけが独立したもので、雷門から浅草寺にかけての仲見世には、羽子板の露店が立ち並ぶ。羽子板は縁起物として買われ、正月に飾られる。京都の新京極の市と並んで有名である。