パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第21章 2017年1月元旦

ご存じですか…？

■胃腸薬に入っている
“Ｈ２ブロッカー”って何？

専門医によると、人が怒った時、胃は真っ赤に充血して立ち上がるといいます。レントゲンに写すと、普段は寝ている胃が、起き上がってくるのが分かるのです。江戸時代の人は、レントゲンもないのに、その状態を「腹が立つ」と読みました。自分の胃に対して、恐ろしいほど敏感だったわけですがそれに比べて、最近の日本人は胃に対して鈍感です。それどころか、
ストレスで胃の調子が悪く、胃腸薬のお世話になる人が増えています。しかも、最近は「Ｈ２ブロッカー」配合の胃腸薬が主流です。
Ｈ２ブロッカーとは、
シメチジン、ファモチジン、塩酸ラニチジンなどの
胃酸分泌抑制剤の総称で、胃酸が胃の粘膜を傷付けるのを保護する働きがあります。これまでは、効き目が強い為に、医療用として病院でしか処方が認められていませんでした。
しかし、飲み過ぎや食べ過ぎ、またはストレスで胃酸過多になる人が目立つ事から市販の薬にも認められるようになったのです。
日本人の胃が、ますます状態が悪くなっている証拠でもあります。
Ｈ２ブロッカー配合の胃腸薬には「ガスター１０」
｢アバロンＺ｣「アシノンＺ」などがあります。
だが、こうした制酸剤とは全く逆の働きをする健胃消化剤も同じように総合胃腸薬として売られています。薬局で購入する際には、自分の症状に合った胃腸薬を選ぶ事が大切です。