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第4章 平成２７年７月…

共に考えましょう！

◆私たちは、ついつい、いろいろな“心配”をしてしまいます。

でもそれってほんとうに頭を悩ます必要があることなんでしょうか。仕事でまた失敗してしまったらどうしよう。会社がつぶれて職を失ったらどうしよう。信じているのに騙されたらどうしよう。そして、地震がきたらどうしよう。ああ心配だ、ああ困るなど、きりがないほど、心配しているわけです。
他にも考えたいこともあるのに頭も忙しいですよね。心配していることに、その多くを使わないといけないのです。しかし、
それらの心配、ほんとうに起こる確率ってどれくらいなんですか？
心配を分析すると
★実際に起こらない問題への心配…40％
★昔、実際に起こったこと（今さら考えても仕方ないこと）…30％
★他人のことを心配するために自分が思い悩むこと…12％
★病気・ささいな現実面…10％
★ほんとうに心配しないといけない問題…8％
だそうです。
そう、ほんとうに心配しなきゃいけないのはたったの8％と、消費税分くらい。他の80％くらいは、あまり起こらないとか、考えても仕方ないことばかりです。だから、心配ばかりしている人は、あまりにも生産性の低いことで自分の脳を使っているということになります。そこに美味しそうなリンゴが落ちているのに、これ、毒が入っているんじゃないの？と心配して、食べられない状態になって餓死してしまう人のパターンです。なんにも行動できないまま、ずっと心配だけして、人生が終わってしまいますよ。もったいないですよね。そんな心配したり、疑ったりしないで食べたら生きられるのにね。