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第5章 平成２７年８月度…

素晴らしいと思いました。

◆元阪神タイガース
　　川藤幸三氏
二軍落ち寸前の代打男、
内助の功により決勝打


83年オフ、１度は
戦力外を受けながら、
年棒50パーセントダウンの条件をのんで残留した川藤。徹底的に走り込み、
開幕１軍入りをはたした。
84年4月10日の大洋戦で
タイムリー２塁打を放ったものの、以後８打数無安打と結果が出ない。
二軍寸前で思い悩んでいるとき、
夫人が・・・
「いいから観てみなさい」と映画「ロッキー」のビデオを手渡した。
無名の三流ボクサーが世界チャンピオン相手に大善戦する姿に涙を流して感動していると・・・

「ロッキーもあんたも同じ年やないの・・・」
と夫人。
「欲を欠いたらアカン。一振りにかけたらええのや」5月17日のヤクルト戦、
「ロッキー」のテーマソングをイメージしながら打席に入り、決勝点に繋がる
安打を放った。

元阪神の川藤さんのお話です。代打の職人でした。

やはり、内助の功があってこそのプロ野球選手。