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作品集
第9章 平成28年の元旦の幕開けですねー
◎幸運を呼ぶ宝箱※◎
◆萩本欽一著の
負けるが勝ち、勝ち、勝ちより
嫁と姑の
世にも美しい沈黙
これもテレビのロケで出会った家族なんだけど、「こんにちは」って僕が入って行ったら、おうちの中に女の人しかいない。
大ばあちゃん、ばあちゃん、母ちゃん、お嫁さん、四世代揃ってました。
千葉の農家…、
旦那さんは、昨年もう亡くなっていたの。
つまりこの家では、そのお嫁さんと子どもだけ残っていたんです。
ちょっと不思議だと思わない?だってまだ、二十代の若いお嫁さんですよ。
しかもとびきりの美人…
だから僕、思い切って聞いちゃったの・・・
「あの〜、お嫁さんにきてすぐに旦那さんが亡くなっちゃったから、実家へ帰るお嫁さんもいるよね。そういう気持ちはないの?」
そうしたらそのお嫁さん、泣かせるセリフを言ったんですよ。
「ないです。だってパパの生まれた家はここですよ」だって。僕、ぶっ飛んだね。最高の言葉だよ。
これを聞いて、ばあちゃんたちも感激しちゃって、
みんなわっと泣き出したの。そのあと、お嫁さんが席を外したとき、ばあちゃんたちに言いました。
「いいお嫁さんだね」
そうしたらばあちゃん。
「今日は欽ちゃんが来てくれたおかげで、とっても幸せな一日になった」
って言って、また泣いてるの。な〜んか理由があるのかなと思って聞いたら、
「あの嫁、すごくいい子でしょう。気立ても器量もよくて、うちのみんな大好きなんだ」
「でも嫁入り先ですぐ亭主亡くしたんだから、居心地よくないんじゃないか、
いずれは実家に帰ってしまうんじゃないかって心配していたの」
「だけどみんな、怖くてそれを聞けなくてさ」
「そしたら、欽ちゃんがさらっと聞いてくれて、あの子は「私の亭主が生まれたところだからここにいる」って言ってくれたでしょ」「だからもう、私たち、幸せ。大事にしなきゃ罰があたるね」
お嫁さんもいいけど、ばあちゃんもいいの。
?クイズの答えです?
☆ 2−18人
大阪市の受給者は15万人を超え、
受給率は5.63%だと。その負担分は年間約150億円だそうです。
◆萩本欽一著の
負けるが勝ち、勝ち、勝ちより
嫁と姑の
世にも美しい沈黙
これもテレビのロケで出会った家族なんだけど、「こんにちは」って僕が入って行ったら、おうちの中に女の人しかいない。
大ばあちゃん、ばあちゃん、母ちゃん、お嫁さん、四世代揃ってました。
千葉の農家…、
旦那さんは、昨年もう亡くなっていたの。
つまりこの家では、そのお嫁さんと子どもだけ残っていたんです。
ちょっと不思議だと思わない?だってまだ、二十代の若いお嫁さんですよ。
しかもとびきりの美人…
だから僕、思い切って聞いちゃったの・・・
「あの〜、お嫁さんにきてすぐに旦那さんが亡くなっちゃったから、実家へ帰るお嫁さんもいるよね。そういう気持ちはないの?」
そうしたらそのお嫁さん、泣かせるセリフを言ったんですよ。
「ないです。だってパパの生まれた家はここですよ」だって。僕、ぶっ飛んだね。最高の言葉だよ。
これを聞いて、ばあちゃんたちも感激しちゃって、
みんなわっと泣き出したの。そのあと、お嫁さんが席を外したとき、ばあちゃんたちに言いました。
「いいお嫁さんだね」
そうしたらばあちゃん。
「今日は欽ちゃんが来てくれたおかげで、とっても幸せな一日になった」
って言って、また泣いてるの。な〜んか理由があるのかなと思って聞いたら、
「あの嫁、すごくいい子でしょう。気立ても器量もよくて、うちのみんな大好きなんだ」
「でも嫁入り先ですぐ亭主亡くしたんだから、居心地よくないんじゃないか、
いずれは実家に帰ってしまうんじゃないかって心配していたの」
「だけどみんな、怖くてそれを聞けなくてさ」
「そしたら、欽ちゃんがさらっと聞いてくれて、あの子は「私の亭主が生まれたところだからここにいる」って言ってくれたでしょ」「だからもう、私たち、幸せ。大事にしなきゃ罰があたるね」
お嫁さんもいいけど、ばあちゃんもいいの。
?クイズの答えです?
☆ 2−18人
大阪市の受給者は15万人を超え、
受給率は5.63%だと。その負担分は年間約150億円だそうです。