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絶対奴隷 裕美子
第13章 絶対奴隷 裕美子
ご主人様が裕美子を奥まで貫いてくださった後のこと。

私は記憶がところどころ飛んでしまったのだけれど、奴隷にしていただいてからの期間では覚えがないほど、ご主人様は優しかった。後ろ手の縄も、乳首とクリを拷問のように戒めていた紐も解かれ、湯を張ったバスタブの中で、くっきりとついた縄痕を両方の手でさすってくださった。まるで夢を見ているよう・・・

そして、それ以上に嬉しかったのは、ご主人様の横で、ベッドで一緒に眠ることを許されたこと。ご主人様が私の部屋にお泊まりになるときでも、私はベッドの脇の床の上。ご主人様に躾けられて、それが奴隷として当たり前、ご主人様のぬくもりを感じながら休めることなんて、もうないものだと思っていた。でもだからこそ、たとえそれがご調教として裕美子を苦しめ、責め苛むためであっても、ほんの一瞬でもご主人様が私に触れてくださることが嬉しかった。そのためなら、どんな辛いご調教にも耐えられる・・・

私がそんな風になることを、ご主人様は始めから求めていらっしゃったのかもしれない。そんな風に思えるようになったから、一晩だけでもベッドで一緒に寝てくださるという「ご褒美」をくださったのかも・・・
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