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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
「やっぱりメグって変……」

ボソッと呟いて、鳥羽さんは私の足を持ち上げる。

「変!?  どこが!?」

変わっている鳥羽さんに「変」って言われると凄くショックだ。

反論しようとしたら、鳥羽さんはもうピンクモードに戻っていて、握ってる肉竿を私の沼地に宛てがってきた。

「もう、挿れるよ」

「ちょっ!……あぁ……」

直ぐに挿入されるかと力が入ったが、鳥羽さんは肉棒の先を摘んで、沼地の窪みに長い茎を擦り付けてくる。

クチュ……
ヌチャ……ペチャ――――

何度も上下に滑らせて、ニスでも塗りつけたみたいに肉竿が蜜で光沢を帯びていた。

天に向かって反り勃つ薄紅の幹が力強く、それでいて美しく見える。

それはまるで鳥羽さん自身の内面に秘められた物が形になって現れたようにすら感じられた。

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