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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
嬉しくて口元に笑みを浮かべていると
「メグ……少し早く動くよ」
声のトーンを下げた鳥羽さんが、ピストンの速度を変えてきた。
「え……あっ! あぁぁ……」
沼地の中をスムーズにオールを滑らせ、ラストスパートに掛かる。
予想以上に早いフィナーレに何をしたら良いのか困惑したけど、鳥羽さんの感触を覚えていられるようにと、結合部分に全神経を集中していく。
気持ち動きが早くなった男根に粘膜を圧されると、痛みとむず痒さが混ざり合ったような不思議な感覚にお腹が落ち着かない。
何か生理前にトイレに行きたくなる時の気分に似ているかも……。
頭の中はチカチカ光ったり、雲みたいなクリームが渦を巻いていて上手く思考が働かない。
花園からはグチュグチュと、水を吸い過ぎた地面のような音が激しくなってくる。
私、どうなるんだろう?
「あぁぁ……うっくぅぅぅ……」
急に湧き上がってきた不安に、眉間にシワが寄るくらい閉じる瞼に力が入った時――――
「ん……」
ドックン――――!!
零れ出た鳥羽さんの声に頭が真っ白になった。
「メグ……少し早く動くよ」
声のトーンを下げた鳥羽さんが、ピストンの速度を変えてきた。
「え……あっ! あぁぁ……」
沼地の中をスムーズにオールを滑らせ、ラストスパートに掛かる。
予想以上に早いフィナーレに何をしたら良いのか困惑したけど、鳥羽さんの感触を覚えていられるようにと、結合部分に全神経を集中していく。
気持ち動きが早くなった男根に粘膜を圧されると、痛みとむず痒さが混ざり合ったような不思議な感覚にお腹が落ち着かない。
何か生理前にトイレに行きたくなる時の気分に似ているかも……。
頭の中はチカチカ光ったり、雲みたいなクリームが渦を巻いていて上手く思考が働かない。
花園からはグチュグチュと、水を吸い過ぎた地面のような音が激しくなってくる。
私、どうなるんだろう?
「あぁぁ……うっくぅぅぅ……」
急に湧き上がってきた不安に、眉間にシワが寄るくらい閉じる瞼に力が入った時――――
「ん……」
ドックン――――!!
零れ出た鳥羽さんの声に頭が真っ白になった。