この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
私を覆う鳥羽さんの身体が数回震え、頭を胸に押し当ててしばらくジッと動かないでいる。
疲れちゃったかな?
私も無造作に床に両腕を左右に投げ出して、ぼんやりと鳥羽さんの頭を眺めていた。
「はぁ……メグ大丈夫?」
鳥羽さんがようやく頭を上げて、私の顔を覗き込む。
色っぽい吐息のような声に、圧迫感がなくなった肉壁がキュッと竦んだ。
「うん、大丈夫だよ?」
何に対して心配されているのか分かってないけど、鳥羽さんが気遣ってくれる気持ちがただ嬉しい。
微笑み返すと鳥羽さんは目を細めて口を一旦結んでから、腰を引き出す。
「抜くね……少しくすぐったいかも」
「え……もう?」
折角繋がったのだから、まだこのまま抱き締めていて欲しいと思ったけど
「中で出したから……薬入れた方が良いから」
鳥羽さんは冷静に処置の話をしてきた。
「そ、そっか……」
鳥羽さんが言っている薬は、私が初めてだから止血するためかと安易に思っていたけど――――
それが避妊用の薬だとは後で認識した。
疲れちゃったかな?
私も無造作に床に両腕を左右に投げ出して、ぼんやりと鳥羽さんの頭を眺めていた。
「はぁ……メグ大丈夫?」
鳥羽さんがようやく頭を上げて、私の顔を覗き込む。
色っぽい吐息のような声に、圧迫感がなくなった肉壁がキュッと竦んだ。
「うん、大丈夫だよ?」
何に対して心配されているのか分かってないけど、鳥羽さんが気遣ってくれる気持ちがただ嬉しい。
微笑み返すと鳥羽さんは目を細めて口を一旦結んでから、腰を引き出す。
「抜くね……少しくすぐったいかも」
「え……もう?」
折角繋がったのだから、まだこのまま抱き締めていて欲しいと思ったけど
「中で出したから……薬入れた方が良いから」
鳥羽さんは冷静に処置の話をしてきた。
「そ、そっか……」
鳥羽さんが言っている薬は、私が初めてだから止血するためかと安易に思っていたけど――――
それが避妊用の薬だとは後で認識した。