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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
接続部分に手を添えて腰を引いていく鳥羽さんの動きと一緒に、自分の中に居た存在が去っていく。
寂しいな……。
名残惜しく思っている間に、鳥羽さんが幹を抜ききると同時にドロッとした塊が流れ出る感触がした。
月経で血の塊が出た時みたいに、一瞬寒気が走る。
「何!?」
そんなに出血したのかと驚きながら、慌てて身体を起こして排出物を確認しようとすると、それは鳥羽さんの手のひらにすくわれていた。
手のひらに乗っていたのはアメーバーみたいな液状の物で、独特な臭いが漂ってくる。
「こ、これ?」
「ん……精液」
鳥羽さんは端的に説明するも、ジッとその物質を凝視していた。
どうしたんだろう?
こういう時、直ぐに手を拭きそうなのに……。
何だか声もかけにくくて、自分も黙って精液を眺めてしまうと、赤い色が混ざっていることに気付く。
私の血だ――――。
鳥羽さんの白い精液に自分の赤が混ざっている。
途端、全身に鳥肌が立って、乳首がツンと尖りだした。
寂しいな……。
名残惜しく思っている間に、鳥羽さんが幹を抜ききると同時にドロッとした塊が流れ出る感触がした。
月経で血の塊が出た時みたいに、一瞬寒気が走る。
「何!?」
そんなに出血したのかと驚きながら、慌てて身体を起こして排出物を確認しようとすると、それは鳥羽さんの手のひらにすくわれていた。
手のひらに乗っていたのはアメーバーみたいな液状の物で、独特な臭いが漂ってくる。
「こ、これ?」
「ん……精液」
鳥羽さんは端的に説明するも、ジッとその物質を凝視していた。
どうしたんだろう?
こういう時、直ぐに手を拭きそうなのに……。
何だか声もかけにくくて、自分も黙って精液を眺めてしまうと、赤い色が混ざっていることに気付く。
私の血だ――――。
鳥羽さんの白い精液に自分の赤が混ざっている。
途端、全身に鳥肌が立って、乳首がツンと尖りだした。