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白い背中と君の藍
第6章 アメジスト◇束縛の印
鳥羽さんは唇を突起から離すと、舌先で軽く天辺を弾く。

「あっ……」

散々弄られた身体は少しの刺激でも敏感に応えてしまい、ボタンでも押されたみたいに背中がリバウンドした。

そのまま突かれて遊ばれるかと思ったら、鳥羽さんの唇は白い丘に着地して谷間に向かいながら唇をスタンプみたいに膨らみに押し当てる。

「はぁ……ぁ……」

鳥羽さんの唇なのか、自分の胸なのか……

柔らい弾力感が身体も心も穏やかにしてくれた。

まるで羽毛に包まれているみたい――――

フワフワと揺れていく。

唇が谷間に到着すると、急に動きが止まってしまった。

「鳥羽さん?」

どうしたかと思った途端、チクッと小さな痛みが走る。

「っ!?」

痛みはほんの一瞬だったけど、普段感じない刺激に皮膚の下がモヤモヤとこそばゆくなった。

何かしてるのかな?

鳥羽さんの行動は基本、謎が多くてドキドキさせられる。

唇が押し当てられてる胸元から時限爆弾みたいに心音が響く。

緊張感からか膣壁も萎縮して、挿入されたままの肉棒を思いっきり咥え込む。

「鳥羽さん?」

チュ……

小さなリップ音を鳴らし、ようやく唇が肌から離れた。

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