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白い背中と君の藍
第13章 スカイブルー◇君と見る空

あれから数日後――――。
意識が戻った私は、真っ白な世界にいた。
◇ ◇ ◇
私は病院のベッドの上で、ぼんやりと天井を眺めて居る。
孝秀のアパートへ行って、眞貴子と対峙した時に、孝秀を助けたい一心で私は自分のお腹に包丁を突き立てたみたいだ。
洋服の上からだったのもあって、刃先はそんなに深く刺せてなかったとのことだった。
何とも間抜けな感じもしたけど、お母さんや、お見舞いに来てくれた先輩の話によると、アパートは解体されて今は更地になっていると聞いて少しホッとした。
あの日の出来事を思い出そうとすると、頭が痛くて眠たくなってしまう。
ただ私は、寝ても覚めても頭の中は孝秀のことでいっぱいだった。
お母さんは深いことを詮索しないで優しく
「今は早く傷を治しなさい」
ただそれだけを言ってくれた。
母親の深い愛情に改めて感謝した。
先輩は相変わらずで
「だから退院したら、俺が付き合ってやるって〜!」
と、冗談か本気か分からないことを毎回言っては、私を和まそうとしてくれている。
皆んなの優しさが胸に染みて……
まだまだちっぽけな自分が情けなかった。
意識が戻った私は、真っ白な世界にいた。
◇ ◇ ◇
私は病院のベッドの上で、ぼんやりと天井を眺めて居る。
孝秀のアパートへ行って、眞貴子と対峙した時に、孝秀を助けたい一心で私は自分のお腹に包丁を突き立てたみたいだ。
洋服の上からだったのもあって、刃先はそんなに深く刺せてなかったとのことだった。
何とも間抜けな感じもしたけど、お母さんや、お見舞いに来てくれた先輩の話によると、アパートは解体されて今は更地になっていると聞いて少しホッとした。
あの日の出来事を思い出そうとすると、頭が痛くて眠たくなってしまう。
ただ私は、寝ても覚めても頭の中は孝秀のことでいっぱいだった。
お母さんは深いことを詮索しないで優しく
「今は早く傷を治しなさい」
ただそれだけを言ってくれた。
母親の深い愛情に改めて感謝した。
先輩は相変わらずで
「だから退院したら、俺が付き合ってやるって〜!」
と、冗談か本気か分からないことを毎回言っては、私を和まそうとしてくれている。
皆んなの優しさが胸に染みて……
まだまだちっぽけな自分が情けなかった。

