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白い背中と君の藍
第13章 スカイブルー◇君と見る空
確信が胸に広がっていく。
彼だ――――!!
この色は、彼が描いた色だ!!
「あ……孝秀……」
泣きそうになりながら、キャンバスの前で立ち尽くしていると――――
「メグ……?」
愛しい人の声が背中に響く。
ゆっくり振り向くとそこには……
ずっと会いたかった人が居た。
「孝秀――――!!」
「メグ!!」
私は人目もはばからず、孝秀に飛び付いて開口一番に言った。
「孝秀――――愛してる!!」
私の初めての告白に孝秀は優しくほほえみ返して……
「メグ……俺もずっと愛してる……」
今まで欲しかった君が、私の手の中に舞い降りた。
青い――――
青い――――
透き通る空を見上げる白い背中に描かれていたのは……
小さな羽と……
『恵への愛』。
完
彼だ――――!!
この色は、彼が描いた色だ!!
「あ……孝秀……」
泣きそうになりながら、キャンバスの前で立ち尽くしていると――――
「メグ……?」
愛しい人の声が背中に響く。
ゆっくり振り向くとそこには……
ずっと会いたかった人が居た。
「孝秀――――!!」
「メグ!!」
私は人目もはばからず、孝秀に飛び付いて開口一番に言った。
「孝秀――――愛してる!!」
私の初めての告白に孝秀は優しくほほえみ返して……
「メグ……俺もずっと愛してる……」
今まで欲しかった君が、私の手の中に舞い降りた。
青い――――
青い――――
透き通る空を見上げる白い背中に描かれていたのは……
小さな羽と……
『恵への愛』。
完