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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
透明な糸で線を描かれた所がゾクゾクする。

舌先が紅白の境目に辿り着くと、散歩でもするかのように赤い縁に沿って回り出す。

早く先に来て欲しいのに、最近彼は凄く焦らすし――――

「あぁ……鳥羽さん!」

「くすぐったい?」

「う……ん。くすぐったいけど……」

「何?  メグ言って」

「……先を」

「先って?」

「もう!!」

ちょっと意地悪だ。

「ほら……メグ」

「チ……クビ」

「もっと大きな声で」

「乳首を……」

「了解」

ようやく鳥羽さんは、疼いて膨れ上がった乳首に舌を当ててくれた。

待ち焦がれ過ぎたのか、少し触れただけでもピリピリと甘く痺れ出す。

「は……あぁ……」

満足気に喘ぐと、鳥羽さんの舌の動きは早くなった。

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