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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
「これ?」
「うん……綺麗でしょ?」
「……」
正直、何が綺麗か分からないけど、開花されたピンクの花弁と果肉が蜜でヌラヌラしているのが凄く厭らしい。
「もう、いいよ……」
居た堪れなくて目を背けようとしたら、後ろから鳥羽さんの手が回ってきて顎を掴まれる。
「鳥羽さん!?」
「皮……剥くところも見よ」
「え……いいよ。大丈夫」
「メグが気持ち良さそうにしている顔も……可愛いよ」
「あっ……待って――――!!」
鳥羽さんは嫌がる私を無視して、もう片方の指先を果肉に宛てがった。
「はぁぁぁ!!」
さっきの余韻か、触られただけでも敏感に反応してしまう。
「ほら……中から美味しそうな実が出てくるよ」
「あぁぁぁ――――! ヤメッ……あっ! んっあぁっ!」
器用に小さい突起の薄皮を剥かれると、中から少しだけ薔薇色の肉芯が頭を覗かせた。
「うん……綺麗でしょ?」
「……」
正直、何が綺麗か分からないけど、開花されたピンクの花弁と果肉が蜜でヌラヌラしているのが凄く厭らしい。
「もう、いいよ……」
居た堪れなくて目を背けようとしたら、後ろから鳥羽さんの手が回ってきて顎を掴まれる。
「鳥羽さん!?」
「皮……剥くところも見よ」
「え……いいよ。大丈夫」
「メグが気持ち良さそうにしている顔も……可愛いよ」
「あっ……待って――――!!」
鳥羽さんは嫌がる私を無視して、もう片方の指先を果肉に宛てがった。
「はぁぁぁ!!」
さっきの余韻か、触られただけでも敏感に反応してしまう。
「ほら……中から美味しそうな実が出てくるよ」
「あぁぁぁ――――! ヤメッ……あっ! んっあぁっ!」
器用に小さい突起の薄皮を剥かれると、中から少しだけ薔薇色の肉芯が頭を覗かせた。