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呪いのしるしを、君の体に。
第7章 7
ことりの目の淵の涙をなめとると
高槻は優しい顔で、意地悪なことを聞いた。
「どうだい、彼氏以外の男の指で
あっけなくイってしまった感想は?」
ことりは高槻にしがみついたまま
声も出せずに震えた。
「言わないなら、言えるようになるまで続けるよ?」
「っあ、まっ…」
とぷん、と高槻の指がことりの中に入り込み
ゆっくりと敏感なところを探し当てる。
おへその裏側、高槻の指が少し曲げられた先に
思わず声を漏らしてしまう場所があった。
「や、やめっ…せんせっ…」
「違うだろ、ことり君、感想を言わなきゃ。
彼氏以外の男の指でイってしまった感想を」
「あっ」
高槻の意地悪な指がソコをこすりつける。
途端に体の制御が効かなくなり
高槻の腕の中にもたれこんでしまう。
それをいいことに、高槻はさらにそこをこすり
ゆっくりと前後に動かし始めた。
「ダメ、先生…」
「やめてほしかったら、乙女の心情を言ってごらん?
でも、こんなに僕の指を締め付けて
いまさら止めたら、君がかわいそうだね」
高槻はそう言って、指をさらに動かした。
ことりの声にならない声が漏れ
それをかき消すかのようにぐちゅぐちゅと水音が響く。
「っあ…!」
イキそうになると、指が止められ
花の芽を親指がこする。
その刺激に痙攣すると、また指で中を揺すられた。
「だめ、せんせっ…」
「だめって言いながら…どうしてそんな顔をするんだい、ことり君?」
真っ赤にほてり、焦らされた快楽に逆らえず
背徳感と快楽でことりの目にはまた涙がたまっていた。
「その顔を、ほかの男に見せるのはたまらなく惜しい」
高槻は口づけをすると、楽にしてあげると言って
ことりをあっけなくイかせた。
そう、彼氏、怜央でイったことがないことりを
なんのわけもなく絶頂へと導いたのだった。