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秘愛
第6章 ここから始めるんだ
翌日、土曜の夜
孝明は遙香を連れてBARシークレットの扉をあけた。
招集メールで呼ばれた凌空と咲子夫婦、そして
史彦がカウベルの音に振り返る。
「いらっしゃい!あれ?孝明くん・・」
最初に目を合わせたマスターが口を開ける。
凌空も咲子も史彦も、口をあけて2人の姿を見つめている。
「こんばんは!今日は紹介したい人を連れてきたんだ」
「えっ?もしかして・・こちらは・・?」
凌空がにやけた眼で遙香を見つめる。
咲子の瞳はキラキラと輝いている。
「オレの恋人、奥村遙香さんです」
遙香の肩をしっかりと抱き寄せる孝明の色気のある横顔に、
遙香は挨拶するのを忘れるほど、うっとりと見惚れた。
この男に大事にしてもらおう・・
そのために自分も彼をしっかりと支えよう・・
遙香の心の中から秘愛が今、抜け落ちた。
「さぁ、座って座って!お祝いの乾杯だ!」
興奮気味のマスターに、孝明は毒を吐く。
「お祝いって、気が早すぎだよマスター。これだからオジサンは」
笑い声が渦巻く中、
孝明と遙香は見つめ合う。
恋が始まったこのバーで、
終わりの次にまた始まりを迎えられた孝明の心は、
幸せだけを感じていた。
happy・・end・・・♡
孝明は遙香を連れてBARシークレットの扉をあけた。
招集メールで呼ばれた凌空と咲子夫婦、そして
史彦がカウベルの音に振り返る。
「いらっしゃい!あれ?孝明くん・・」
最初に目を合わせたマスターが口を開ける。
凌空も咲子も史彦も、口をあけて2人の姿を見つめている。
「こんばんは!今日は紹介したい人を連れてきたんだ」
「えっ?もしかして・・こちらは・・?」
凌空がにやけた眼で遙香を見つめる。
咲子の瞳はキラキラと輝いている。
「オレの恋人、奥村遙香さんです」
遙香の肩をしっかりと抱き寄せる孝明の色気のある横顔に、
遙香は挨拶するのを忘れるほど、うっとりと見惚れた。
この男に大事にしてもらおう・・
そのために自分も彼をしっかりと支えよう・・
遙香の心の中から秘愛が今、抜け落ちた。
「さぁ、座って座って!お祝いの乾杯だ!」
興奮気味のマスターに、孝明は毒を吐く。
「お祝いって、気が早すぎだよマスター。これだからオジサンは」
笑い声が渦巻く中、
孝明と遙香は見つめ合う。
恋が始まったこのバーで、
終わりの次にまた始まりを迎えられた孝明の心は、
幸せだけを感じていた。
happy・・end・・・♡