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rena's world story★a.n.r.r.y
第2章 招待状と秋の風

あの状況を思い浮かべながら、両肘に体重を預ける。

上体だけ軽く起こして下を見下ろすと

俺の中心へと動いた美和の手が、ハーフパンツの上をそっと撫でてきた。


……マ…ジか。

マジで触ってきやがった。


「………」


……やべぇ。

頭ん中が一瞬で飛んだ。

今、俺何を思い出していたんだっけ。


つーか……そのぎこちねぇ動き……



「……おい」

「~~はい!!///」

「………」

「な、なに…!?」


自分の手をガン見していた美和が、バッと顔を上げた。

……その茹でタコのような赤面に、下半身が正直に反応する。



「……くすぐってぇ」

「……へっ!? そ、そう!?」

「ちゃんと触って」

「……!」

「もっと強く。
……気持ちよくさせてくれんだろ?」

「………っ///」



……美和を啼かせる為に、攻めて煽るSEXは毎回してるけど

自分を奉仕させる為に、美和を挑発したことは今まで無かったはずだ。


俺には必要のねぇ、存在しないはずの何かが……奥から溢れてくる。

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