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rena's world story★a.n.r.r.y
第22章 作者自己満企画 *★* one scene love


“ お前、男に対しての警戒心無さ過ぎ。
陽菜に頼ってねぇで、自分の身くらい自分で守れよな ”



「……はい、ごめんなさい」


1時間前に届いていたメールを見て、思わず携帯の画面に向けて頭を下げた。

後夜祭に来てくれたユーリさんとお兄ちゃんが、助けてくれなければ
私は酔った同級生の男の子達に連れ去られていた。

……みんな後でちゃんと謝ってくれたけど
お兄ちゃんの言う通り、断る時はちゃんと強く断らなきゃ。


「……ちーちゃん」

「………!」


ベッドの上で壁側を向いていた体を、後ろからユーリさんに抱き寄せられる。
……ぎゅっと包まれて、トクンと心臓が鳴った。


「ごめん、暴走した」

「………!」

「無理に何回もして……ごめん」


ごめんを繰り返すユーリさん。

……何度も昇らされた体は、ちょっと辛いけど
でもそんなの全然平気。


「謝るのはあたしです。
お兄ちゃんと陽菜ちゃんの言う通り、もっとしっかり…」

「いや違う、ちーちゃんは悪くない」

「……でも…」

「ずっと片時も離さず、傍に置いておきてぇな」

「………!」

「そんなこと出来るわけねぇけど……」


暖かい腕で、さらに強く抱きしめられた。


「ピンチの時は呼んで。
冗談じゃ無くて、マジで飛んでいくから」

「………っ」

「守るから、俺。
約束する」


……込み上げる想いが、溢れそうで
涙をこらえながら、後ろに振り向くと……


「なんて、今の決意と行動が伴ってねぇな。
やり直ししていい?」

「……えっ!?/// や、やり直し?」

「うん、もう一度優しくさせてください」

「~~~っ///」


驚く私の唇にチュッとキスを落として、ユーリさんは太陽のように明るく微笑んだ。












one scene love【y】…★… END♥

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