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好きにさせて
第7章 誓い

翌週の月曜日


今日は
茜と水族館に行く日だ


俺は夜勤明けで
昼過ぎまで仮眠をし
それから
茜との待ち合わせ場所に
向かった

車を停めると
茜はもう来てたみたいで
小走りで車に駆け寄りながら
小さく手を振った


「待ったか?」

「ううん、今来たとこ」


先週
変な空気のまま別れて
ちょっと気まずかったけど
今日の茜は
そんな素振りも見せず
笑顔で俺はホッとしていた


「なんや
大荷物やなぁ(笑)」


茜は
水族館に行くには
そぐわない
大きめのバックを持っていた


「お泊りだから(笑)」


「それかー。
なんでも貸したるのに」


俺のぶかぶかの服
着てる茜
楽しみにしてたのに


「どうしたの?」


「何が?」


「機嫌いいね」


「デートやからな」


デートも楽しみやけど
茜が約束通り
泊まりに来てくれるから嬉しいんや
今日はずっと一緒におれるやろ?
また同じ布団で寝られる

最高や





ほんまのことが
言えたらええのに


けど
それは禁句や


俺が
茜を好きすぎれば
好きすぎるほど

多分茜は
俺から離れていく


せやから


嫌いじゃない

もちろん好きや

けどそれは





偽物の

恋人として





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