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好きにさせて
第7章 誓い


「ロマン?」


「あー変な言い方したけど
非日常的な…
そーゆーことでけんようなとこで
やってみたいっちゅう
アホな男の考えや(笑)
会社ではやれんから
妄想では
会社でやってたりすんねん。
せやのに
茜がそんな格好してたら
妄想助長してる訳や」


「そ、そーなの?」


「せや。
そんでな」


「うん」


「ちょっとこっち来てみ」


俺はソファに座って茜を呼ぶと
茜は隣に大人しく
腰を下ろした

その茜を
そっと抱き寄せ
ちょっと戸惑ってる茜の背中に
手を這わせて

その指で
茜の下着をなぞった


「白いシャツは
下着見えそうなんや。
そんでな
たちが悪いことに
男はその
見えそうで見えんとこが
よっかたりすんねんな・・・」


「な、尚…」


茜はくすぐったいのか
照れてんのか
ちょっと身体をよじらせながら
俺の腕を握った

あかん・・

もっと
抱きしめたなってもうた


「それにな
スカートよりズボンの方が
身体のラインが見えて
あかん場合もあるんや」


「じゃ・・どうしたらいい?」


「せやなぁ」


「・・・」


どさくさに紛れて
考えてるふりをして
少しずつ
茜をもっと抱き寄せて

もうすぐ
帰ってしまう茜に

俺は甘えた



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