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第9章 恐怖の飲み会、開催

「ねぇ、瀬上さん」


「はい、何でしょうか？」


「あなた、パティシエの西村さんと親しげだけど........何故？」


「もしかして、貴女も彼のこと....狙ってる、とか？」


「やだ～。身の程知らずぅ～。ただの企画者とパティシエの関係でしょ？」


「もしかして、去年の企画でヒット出したからって良い気になってるんじゃないの？」


「そうそう。新商品を企画するよりも、男漁りに精を出してるんじゃないの？」


お姉様の言葉って、結構悪どいですよね。
そんな言葉を並べられたら、酔いも覚めますよ。
何も反論せず、言われ放題のあたしに代わって発言したのは琴乃。


「お言葉ですけど........晶のこと、全てを知っているわけでもないのに酷いですよ？
因みに、晶は、西村さんのこと狙っていませんから」