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あたしの甘い王子さま
第9章 恐怖の飲み会、開催
「に、西村さん?どうして此処に?」
「や、やだ!違うのよ?」
「そうよ........ね、瀬上さん?」
急に慌て出す魔女達。
そう。
この状況を止めてくれたのは、西村さんだった。
「瀬上さん......大丈夫?」
琴乃に手を引かれているあたしに声をかけてくれる。
そうだよね。
部長のわけないよね。
「大丈夫です。酔いも覚めましたし........あたし、今日はもう帰ります」
『ありがとう』そんな意味も込めて頭を下げて元居た場所へ荷物を取りに行こうと再び歩き出す。
「待って、瀬上さん。それなら自分が送るよ」
いやいや。
別にそんなことしてもらわなくても結構ですけど?