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あたしの甘い王子さま
第2章 新しい仕事
あたしの名刺をじっと見つめる松元部長。
........変なこと書いてなかったはずだけどな。
少し不安になりつつも、部長の前の席に腰を下ろす。
イケメンと向かい合わせって、心臓に悪いなぁ....。
「前もって渡した書類には目を通してくれたかな?」
「はい、ざっとですが........この企画、あたしたち二人で行うのは本当なのですか?」
「あぁ、メインはってことでね。実際に、俺たちが考えたものを作り上げるのは製造部だからね。研究者泣かせになるかもしれない........かな?」