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あたしの甘い王子さま
第13章 あたしの甘い王子さま
伸太朗が繋がったまま器用にズボンを脱ぎ、ソファーへあたしの身体を横たわらせる。
「ちょっと待っててね........」
そう言いながら、胸の尖りにキスを落として、吸い付き、軽く噛む。
同時に身に付けているものを先に床へと落とされたあたしの服の側へ投げ捨てた。
「さて、続きしよっか?」
チュウッと強く吸い付き引っ張りチュポンと離れていく唇がそう言うや否、突き上げられる速度が増してあたしの背中が浮いて弓形に。
「晶....可愛い.....ね...キモチイイ?」
最奥まで届く熱が、痺れをつれてあたしの意識を飛ばそうとする。
声なんか出せないくらい激しくて、顔の横にある伸太朗の腕を伝って広い背中へ両手を這わすのが精一杯。
立てたくないのに、伸太朗の甘く激しい攻めは、その広い背に爪を立ててしまうほどで........
大きな波がやって来て、出せなかった声が叫び声としてリビングに響くと、伸太朗があたしの身体を強く抱き締めて小刻みに震えた。