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孤城の中のお姫様
第1章 『今川遥(いまがわはるか)』〜都内私立有名女子高1年生〜
川村先生が2階の廊下に出て、私の部屋の扉の前に立った。
「ここからは、遥さんが先に入ってくださいね。僕のお部屋ではありませんから。」
「今日は最後まで、川村先生が先って、さっき約束してくださいましたよね。」
「仕方ありませんね。開けますよ。」
川村先生は誰も中にいないのに、ノックをして中に入った。
中はカーテンも閉めていて真っ暗だった。
「きゃあっ!先生っ!」
私がドアを後ろ手で閉めると同時に、突然、川村先生の背中に飛び乗った。
「あぁっ!何を!」
「先生、私、先生のことが大好きっ。先生、抱きしめてっ。」
川村先生のよろけた先には、セミダブルサイズのベッドがあった。
私は計画的に勝手知ったる、自分の暗いお部屋の中で、先生に抱き着いて、ベッドに倒れ込んだ。
「何をするんですかっ?遥さん。いけませんっ!」
「今日はお祖母様もお母様も義久お兄様も帰ってきません。私を抱いてください。先生っ、私、先生のこと大好きなんです。」
「こんなことが、お家の方に知れたら、僕は…。」
「先生っ、大丈夫っ!私と先生の秘密にしておけば、いいんですっ!」
「でも、そんな…。僕は男ですよ遥さんっ!」
「そんなこと、当たり前じゃないですか!それに、遥さんじゃなくて、遥ちゃんか、遥って呼んでください。今日だけでもっ…。」
私は起き上がろうとする、川村先生になおも、しがみついた。
「ここからは、遥さんが先に入ってくださいね。僕のお部屋ではありませんから。」
「今日は最後まで、川村先生が先って、さっき約束してくださいましたよね。」
「仕方ありませんね。開けますよ。」
川村先生は誰も中にいないのに、ノックをして中に入った。
中はカーテンも閉めていて真っ暗だった。
「きゃあっ!先生っ!」
私がドアを後ろ手で閉めると同時に、突然、川村先生の背中に飛び乗った。
「あぁっ!何を!」
「先生、私、先生のことが大好きっ。先生、抱きしめてっ。」
川村先生のよろけた先には、セミダブルサイズのベッドがあった。
私は計画的に勝手知ったる、自分の暗いお部屋の中で、先生に抱き着いて、ベッドに倒れ込んだ。
「何をするんですかっ?遥さん。いけませんっ!」
「今日はお祖母様もお母様も義久お兄様も帰ってきません。私を抱いてください。先生っ、私、先生のこと大好きなんです。」
「こんなことが、お家の方に知れたら、僕は…。」
「先生っ、大丈夫っ!私と先生の秘密にしておけば、いいんですっ!」
「でも、そんな…。僕は男ですよ遥さんっ!」
「そんなこと、当たり前じゃないですか!それに、遥さんじゃなくて、遥ちゃんか、遥って呼んでください。今日だけでもっ…。」
私は起き上がろうとする、川村先生になおも、しがみついた。