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孤城の中のお姫様
第1章 『今川遥(いまがわはるか)』〜都内私立有名女子高1年生〜
7人の家庭教師の先生が毎日日替わりでやってくるから、私は友達と遊ぶ暇なんてない。中高一貫校だからクラスメイトのみんなは私の家のことを理解していて憐れんでくれる。
友達はいるけれど、学校にいるときだけの友達関係。プライベートで逢うことはまずありえない。毎年の私の誕生日会と、たまの長期休みに、自宅に招待する時くらいが、私が外の世界を、同年代の友達を通じて見聞できる女子高生らしい時間。
部活動は一応、美術部に中学から所属しているけれど、家庭教師の先生が毎日来るので、夕方5時までしか、活動できない。まあ美術部自体、活動は個人的なものだから、みんなで一斉に活動するのは、東京都高等学校文化連盟美術専門部の美術展と、学園祭の前後に展示準備と後片付けをする時くらいなものだけど…。
でも、この美術部の先輩、同級生、後輩が私を支えるメインの大切な友達。
友達はいるけれど、学校にいるときだけの友達関係。プライベートで逢うことはまずありえない。毎年の私の誕生日会と、たまの長期休みに、自宅に招待する時くらいが、私が外の世界を、同年代の友達を通じて見聞できる女子高生らしい時間。
部活動は一応、美術部に中学から所属しているけれど、家庭教師の先生が毎日来るので、夕方5時までしか、活動できない。まあ美術部自体、活動は個人的なものだから、みんなで一斉に活動するのは、東京都高等学校文化連盟美術専門部の美術展と、学園祭の前後に展示準備と後片付けをする時くらいなものだけど…。
でも、この美術部の先輩、同級生、後輩が私を支えるメインの大切な友達。