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あるマンションでの出来事
第2章 変わり始める
「だから、俺はこうして茉莉と二人でいれる」
「………」
「嫌?」
何を聞いているのか、彼氏ではない他の男に無理矢理抱かれ、それを襲った本人から嫌なのかを問われるのは理解できない。
複雑な心境を表情で表し、茉莉は苦笑いで佐伯に返事をした。
何を言いたいのか分かったのか、佐伯も苦笑いで返す。
少しの沈黙の後、茉莉と佐伯は微笑み合い、茉莉は起き上がると佐伯にキスを求めた。
何度もキスを繰り返し、舌を這わせる深いキス。
嫌だったはずが、茉莉は自ら佐伯を求めていた。
「なんでかな…佐伯さんのエッチは…優しい…私をちゃんと見てくれてる気がするの…」
「俺は、ずっと茉莉を見ているよ」
「……もう一度キスして…」
深く求め合うようなキスに、佐伯のモノが再び存在を現し始めた。ゆっくりと撫でるように茉莉は佐伯自身を触る。
佐伯から漏れる声と吐息に、茉莉は小さく笑うと、唇を離し耳元で囁いた。
「今日はこれで終わり。会社に行かなきゃ…」
茉莉は、自身が発した言葉で頭に痛みが走る。
“会社”この言葉で、茉莉は昨日の事を思い出した。
「………」
「嫌?」
何を聞いているのか、彼氏ではない他の男に無理矢理抱かれ、それを襲った本人から嫌なのかを問われるのは理解できない。
複雑な心境を表情で表し、茉莉は苦笑いで佐伯に返事をした。
何を言いたいのか分かったのか、佐伯も苦笑いで返す。
少しの沈黙の後、茉莉と佐伯は微笑み合い、茉莉は起き上がると佐伯にキスを求めた。
何度もキスを繰り返し、舌を這わせる深いキス。
嫌だったはずが、茉莉は自ら佐伯を求めていた。
「なんでかな…佐伯さんのエッチは…優しい…私をちゃんと見てくれてる気がするの…」
「俺は、ずっと茉莉を見ているよ」
「……もう一度キスして…」
深く求め合うようなキスに、佐伯のモノが再び存在を現し始めた。ゆっくりと撫でるように茉莉は佐伯自身を触る。
佐伯から漏れる声と吐息に、茉莉は小さく笑うと、唇を離し耳元で囁いた。
「今日はこれで終わり。会社に行かなきゃ…」
茉莉は、自身が発した言葉で頭に痛みが走る。
“会社”この言葉で、茉莉は昨日の事を思い出した。