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あるマンションでの出来事
第3章 動き出す
「ち、ちょっ!!」

「震えてるよ」

「分かってるから!やめて!」



大きな音を立てて閉まる玄関扉に驚くこともなく、茉莉は必死に佐伯の手を解こうとしていた。睨み付けるように佐伯を見るが、佐伯の顔は悪戯な男の子のような表情で茉莉を見ていた。
ニヤリとした唇が少しずつ近づいてくる。
体を固くして拒む茉莉は顔を背けるが、佐伯の口元はゆっくりと茉莉の唇に届いていた。

柔らかく冷たい唇が茉莉の唇に触れる。

逃れようと力を込めるが、佐伯の手が茉莉の頭を捉え、そのまま深く佐伯は茉莉の口内を舌で刺激した。


くすぐったい感覚としびれる感覚に、茉莉は自分の体に力が入らなくなっていくのが分かった。
脳に届く刺激が、佐伯に体を委ねていく。


ついに茉莉は玄関扉にもたれかかり、力なくした両腕を、頭の上で佐伯の手によって拘束された。
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