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第1章 　

　屋上なう。


　私は今まさに死のうとしている。

　今日で高校生活開始から8ヶ月。

　我慢の限界ですピーク越えてますもう無理です、といった心境。


　校舎7階から屋上に続くドアには施錠がなかった。
　察するに、過去にこの学校で自殺した生徒はいないらしい。


　不本意ながら私は“我が校に於いて前例のない試み”をしようとしている、ということらしい。