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おなとも!
第2章    
「わ、わかってます!でもどうしても私の遺言を聞いてください!私明日絶対死ぬんで!私が飛び降りたあとはどんだけでも好きに私の飛び降りシーンでオナニーしてくれていいんで!だから、どうか、お願いです!オカモト君のお尻を、いっかいでいいから触らせてください!オカモト君のお尻をアス●ン・ザラのお尻だと思って私もその感触を忘れずに家に帰ってオナニーするんで!それだけさせてくれたらもう私の人生悔いないんで!お願いします!!」




 私は人生で生まれて初めて大声を出して、そして、生まれて初めていじめ以外の理由で自主的に人に頭を下げた。




 限りない静寂が全校生徒下校チャイムがとっくに鳴り終わった校内を包んでいる。




 我ながらいくらホワムーといえど無茶な頼みだったとは理解している。
 しかし、ここまで変態性をあらわにしてきた相手に恥じらいをもって接して何になるというのか。


 私もホワムーと同様、オナニーのネタを提供してくれと頼んだまでのことだ。


 あのホワムーの限りなく白いお尻・・・
 私が心の底から大好きなアニメーションの登場人物のお尻はきっとあんな感じのはず・・・。


 一度でいいからサワサワナデナデして、その感触を忘れないうちにア●ランの顔を想像しながらオナニーしたい。



 でなければ明日、成仏するに出来ないかもしれない。






 当然といえば当然だが、ホワムーはなかなか返答をくれなかった。

 私もホワムーの変態発言にタイムロスを要したように、ホワムーにもタイムロスが必要だったのかもしれない。

 一体何分頭を下げ続けていたのだろう。

 ある瞬間、唐突にホワムーの声が聞こえた。




「・・・タカハシさん、素敵!」



 は?
 予想の斜め上をいく回答に顔を上げ、ぎょっとした。
 ホワムーはさっきまでの困惑はどこへやら、ギザギザの歯をフル剥きしてニヤニヤ笑っていた。



「えっ」




 自分で頼んでおいて、今度は私が激しく困惑した。

 なんなんだこの笑顔。
 前髪のせいで目は見えてないけど、もし見えてたら瞳孔開いちゃってるレベルじゃね?

 思わずファッ君よろしくたじろいだ私に、身長180センチoverの巨体がジリジリ近付いてくる。


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