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愛の結晶(笑)
第4章 愛が生まれる。

長い苦しみの末に、ようやく産声が聞けたのは明け方だ。
「ん……」
疲れきった様子のレイシィは、ぐったりとそのままベッドに倒れ込む。
俺はちんぽを引き抜いて、彼の身体を拭き、後始末した。臍の緒は、彼の成人の証にとっておく。
「放っておけば死ぬかな」
隣に置いた子供を見て、面倒くさそうにレイシィが言った。「何とかなるだろ」俺もこいつには興味ない。
「大丈夫……」
明日は確かごみの日だ。
袋に詰めて捨てに行こう。
最悪誰かに見つかっても、その人たちが何とかして育ててくれるだろう。
「まさか男が生んだとは思わないよな」ククク、とレイシィは久しぶりに喉を鳴らして笑った。
調べられてもDNAとかは一致しないらしい。
彼自身もそうやって捨てられ、施設で育ったのだ。アークルの親族は血縁ではなく、一つの種族としてまとまっているに過ぎない。
「少し休んだら、また学校行こう」
「うん…あ、ご褒美がまだ」
忘れて…なんかいない。
俺は彼を抱き寄せて、頬に首筋に胸に、数えきれないくらいキスをした。
終わり
「ん……」
疲れきった様子のレイシィは、ぐったりとそのままベッドに倒れ込む。
俺はちんぽを引き抜いて、彼の身体を拭き、後始末した。臍の緒は、彼の成人の証にとっておく。
「放っておけば死ぬかな」
隣に置いた子供を見て、面倒くさそうにレイシィが言った。「何とかなるだろ」俺もこいつには興味ない。
「大丈夫……」
明日は確かごみの日だ。
袋に詰めて捨てに行こう。
最悪誰かに見つかっても、その人たちが何とかして育ててくれるだろう。
「まさか男が生んだとは思わないよな」ククク、とレイシィは久しぶりに喉を鳴らして笑った。
調べられてもDNAとかは一致しないらしい。
彼自身もそうやって捨てられ、施設で育ったのだ。アークルの親族は血縁ではなく、一つの種族としてまとまっているに過ぎない。
「少し休んだら、また学校行こう」
「うん…あ、ご褒美がまだ」
忘れて…なんかいない。
俺は彼を抱き寄せて、頬に首筋に胸に、数えきれないくらいキスをした。
終わり

