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泡のような恋心
第5章 愛しさ
何日かすぎた頃

また時間をやりくりして作ってくれた

待っていたら受付嬢から「あなたなの?あの堅物を溶かしてくれた女性って、ありがとう~毎日ビクビクしてたんだ、睨まれたら…怖いんですもの 最近 声かけてくれるんですよ…ありがとうとかご苦労様って」

どんだけ…堅物だったんだろ?

「優しい方なのに~」

「それはあなたに対しての眼差しが私達とは違うよ…」

「麻見さんお待たせ倒れるな~失神するな~」

「大丈夫ですよ…タブン」
「先輩の彼ですか?一緒に飲みませんか?食事行きませんか?」って…


「先輩にはもったいない」
「そういう事は僕が決める事です 僕には君たちの方がもったいなくて… 僕には麻子しかあわない…」

麻子って名前で呼んでいる…
嬉しい…気が遠のく
バタンといい音が…

麻子?またか…

「救急車呼びましょうか?」
「ありがとう~いつもの事だから…」ニコッて

また抱き上げて 階段登っていった

しかしよく倒れるな~
おかげて抱き上げ癖がついた。


「嬉しい…麻子って名前呼んでくれた、倉沢さん好き」


クスッと
やっぱりいいたまには…
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