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泡のような恋心
第6章 行き違い …すれ違い
社長は…上の空かと思えば頭をかきむしり

また…堅物に戻っていた
とうの 麻子は…知らん顔

「あの…麻見さん社長をなんとかできないものですか?」

「私には…無関係 こちらにいる方が今の彼女達です。頼むなら…こちらが適任だと思いますよ、他人の私には…何が何やら…さっぱりわかりません… 社長の事は今後一切言わないでください
私…忘れたいのに」って泣き始めた


部長から…一緒に外回りに行こうと誘われた
「では…ごきげんよう」てその場を離れた


西谷さんに途中であい
軽く会釈をした

ああ~由紀がいなければ俺が適任だと勝手に思っていた
あの部長も狙っているな~
俺には…関係ないけど


「西谷、どこにいるんだ?さっさと帰れ~」

「どこって 廊下に
麻見を丁重にお見送りしてました」

「麻見?」

「はい~社長と関係ないと言っていたから 狙っていた社員達が毎日の営業に連れて歩いている、麻見相当ご立腹ですが」
「…」

「それと、社長の彼女は…後輩達だと」

「…」

「誠意持たないとな」

「さっさと帰れ~」


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