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第2章 学校でクラスメートに

「雪ー帰ろ？」
「あーごめん！今日日直。先かえって！」
「分かったー！バイバイ、雪」
「またね、りんちゃん」

はあ、やだな。りんちゃんと帰りたかったよ～。
日直ってほんと憂鬱。

「先生、日誌です」
「ああ、そこ置いといてくれ。あ、ついでに更衣室の鍵かけといてくれよ」

え....。

「分かりました」
「白川は本当に頼りになるなあ...」

先生に頼まれたら、断わらならいのは普通じゃない？学級委員も、推薦だし。

真面目で大人しいってよく言われる。おしゃべりが人より苦手なだけなのに。