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それでも大好きなんだーっ!
第6章 もあちゃんとくるみちゃん

カシャ…シャッター音に目を見開けば、またシャッター音が鳴る。
「ふふっ、つーくんの上目遣い♡そして驚き顔、GETです♡」
携帯を握り締め、うさこは幸せそうに笑ってみせる。
そんなうさこに、翼の強張った顔も綻ぶ。
「真面目に謝ってるのに」
「私に謝るつーくん!レアです!」
うさこの携帯に手を伸ばす翼と、携帯を取られまいと小さい身体をちょこまか動かして逃げるうさこ。
どちらも笑顔で、互いにその笑顔に安心する。
「うさ……」
携帯を追うのを止めて、翼はうさこの身体を抱き寄せる。
「……よかったの?」
「ん……」
”よかったの?” とはきっと、もあとくるみのことだろう。
仲直りしたいと言ったうさこに、翼のせいで真逆の結末を与えてしまった。
「巻き込んで、ごめんなさい。1人で、解決するべきだったよね」
うさこだけだと、うさこだけしか抱かないと、翼はそう言ってくれたのに、もあに協力してと言われてどうしたらいいのかわからずに、結局翼を呼んでしまった。
それで、もあやくるみ、そして翼まで傷付けて……うさこは軽率な自身の行動に俯いた。
「そんな寂しいこと言わないで。頼ってくれて、俺は嬉しいよ」
優しく触れ合った唇は熱を孕んで激しくなって、互いの背中に回された腕の力は強くなる。
互いの熱を求め合って、互いの身体を求め合う。
うさこの身体を滑る翼の大きな手がうさこの小さな胸に触れ、うさこは身体をビクッと震わせた。
フッと翼が小さく笑って、その手がするりと離れていく。
「ごめ……っ、つーくん……!」
自分が身体を強張らせたせいだと、うさこは翼の手を追いかけるけれど、
「うさ、気付いてる?」
翼の手は、うさこの太腿へと触れた。
「さっきの子に脱がされたまんまだよ。スカートの中、恥ずかしいところが見えちゃいそう」
意地悪なその手は、そう言いながらスカートの中へと進入した。
「ふふっ、つーくんの上目遣い♡そして驚き顔、GETです♡」
携帯を握り締め、うさこは幸せそうに笑ってみせる。
そんなうさこに、翼の強張った顔も綻ぶ。
「真面目に謝ってるのに」
「私に謝るつーくん!レアです!」
うさこの携帯に手を伸ばす翼と、携帯を取られまいと小さい身体をちょこまか動かして逃げるうさこ。
どちらも笑顔で、互いにその笑顔に安心する。
「うさ……」
携帯を追うのを止めて、翼はうさこの身体を抱き寄せる。
「……よかったの?」
「ん……」
”よかったの?” とはきっと、もあとくるみのことだろう。
仲直りしたいと言ったうさこに、翼のせいで真逆の結末を与えてしまった。
「巻き込んで、ごめんなさい。1人で、解決するべきだったよね」
うさこだけだと、うさこだけしか抱かないと、翼はそう言ってくれたのに、もあに協力してと言われてどうしたらいいのかわからずに、結局翼を呼んでしまった。
それで、もあやくるみ、そして翼まで傷付けて……うさこは軽率な自身の行動に俯いた。
「そんな寂しいこと言わないで。頼ってくれて、俺は嬉しいよ」
優しく触れ合った唇は熱を孕んで激しくなって、互いの背中に回された腕の力は強くなる。
互いの熱を求め合って、互いの身体を求め合う。
うさこの身体を滑る翼の大きな手がうさこの小さな胸に触れ、うさこは身体をビクッと震わせた。
フッと翼が小さく笑って、その手がするりと離れていく。
「ごめ……っ、つーくん……!」
自分が身体を強張らせたせいだと、うさこは翼の手を追いかけるけれど、
「うさ、気付いてる?」
翼の手は、うさこの太腿へと触れた。
「さっきの子に脱がされたまんまだよ。スカートの中、恥ずかしいところが見えちゃいそう」
意地悪なその手は、そう言いながらスカートの中へと進入した。

