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それでも大好きなんだーっ!
第6章 もあちゃんとくるみちゃん
身体の奥から…心の底から…込み上げてくるものは熱くて苦しくて、

溶けてしまいそうで、溶かして欲しくて、溶けてしまいたくて、

うさこは翼の広くて逞しい胸に顔を埋めた。


耳年増なうさこにとって ”初めては痛いもの”

先っぽが入っただけで感じた痛みを思い出すと、その先への恐怖が湧き上がる。

─────だけど、

「うさ……ホントに……いいの?」

うさこを見つめる翼の瞳が、優しさと欲情の狭間でゆらゆらと揺らめく。

この寛大で優しい人が…

「大好き……つーくん。大好きだよ」

そう呟いたうさこは、翼の身体にぶら下がるようにして抱き着いた。


重なる唇が奏でる水音は、身体の奥の疼きを呼び覚ます。

絡まる互いの舌の熱は理性を溶かし、呼び起こされた疼きを鎮めたいと身体を急かす。


小さなうさこの膨らみが昼間の屋上に晒されて、2人同時に間近にある出入り口のドアを確認し、唇を合わせたままふわっと笑い合う。

うさこの背をそのドアに預けて、翼は唇を下へと滑らせた。


透き通るように白い膨らみの頂のぷっくりとしたピンクのそれは、うさこが身体を震わす度に小さく揺れる。

そこに舌を這わせれば、

「ん……っ」

うさこの唇から甘い声が零れ出す。

翼の舌の辿った道が、太陽光を反射して濡れ光る。

その様に、ここは外なんだと知らされるようで、

「うさ。なんか、コーフンするね」

そう言って、チュッと少し強めに吸い付けば、

「んぁっ……」

うさこの身体が跳ね、ふるりと揺れたピンクはその頭をしっかりと持ち上げた。


「勃ってきた。うさ、気持ちいい?」

自己主張を始めたその突起をギュッと摘めば、

「あっ、やぁっ……つーくん……い、たい……っ」

うさこの声は艶を帯び、突起は硬さを増していく。

「ん。ごめん」

謝る翼のその顔はちっとも悪びれていなくて、口端を上げたその笑みにうさこの心臓が忙しさを増す。


「きょ、は…っ…痛いって泣いても……最後まで、して……ね?」


涙目で翼に縋るうさこに、翼の心臓もまた忙しく動き出した。



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