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それでも大好きなんだーっ!
第6章 もあちゃんとくるみちゃん

ギュッ…と、うさこはその瞳をキツく閉じる。
破瓜の痛みは想像以上のもので、このまま声を抑えられる自信がない。
「……っ、い……っ!」
漏れてしまった声と、溢れてしまった涙を隠したくて、うさこは両手でその顔を覆った。
「うさ。ごめん。痛い……ね」
翼の言葉に、うさこは顔を覆ったまま顔を横に振る。
「大丈夫だから!このまま!……っ!」
絶対絶対受け止めたい。ここで止められたくない。その一心で、うさこは奥歯を噛み締めて声を殺した。
「……ごめん」
痛みに涙し、顔を歪めるうさこ。なのに、大丈夫だと言う。それ程までに想われて…嬉しくない筈がない。
非現実な世界に描かれるような、処女膜の破れる音なんてしない。だけど今までより奥に進んだのだと、うさこのその顔が教えてくれる。
「……うさ……っ」
ゆっくりと押し進めた翼の昂りは、狭い道に蠢く肉襞に包み込まれる。
「いっ…ンッ、や、ぁっ…痛いっ」
押し殺し切れず、うさこの口からか細い声が漏れる。
「ごめん…っ…あと、少し……っ」
苦しげな翼の声に目を開けば、眉を寄せ、荒い呼吸を吐き出す翼の顔。うさこが散々、自身のカメラに納めてきた翼の表情だ。
(つーくんは……気持ち、いいんだ……)
そう思うと、痛みも薄れ、苦しいくらい胸が締め付けられる。
「うさこ!力、抜いて……っ」
ビクッと身体を震わせ、翼はキツく目を閉じる。苦しそうな翼を助けてあげたいけれど、どこに力が入っているのか、それをどう抜けばいいのか、うさこにはわからない。
「つーくん…っ、ごめんなさい。力の抜き方、わかんない……」
ゆっくり開いた翼の瞳に、泣きそうなうさこの顔が映る。
「ごめん。そのままで大丈夫」
受け入れるだけで精一杯。そんなうさこにそれ以上は求められない。なのに思わず発した翼の言葉に、うさこは泣いてくれるのか……
破瓜の痛みは想像以上のもので、このまま声を抑えられる自信がない。
「……っ、い……っ!」
漏れてしまった声と、溢れてしまった涙を隠したくて、うさこは両手でその顔を覆った。
「うさ。ごめん。痛い……ね」
翼の言葉に、うさこは顔を覆ったまま顔を横に振る。
「大丈夫だから!このまま!……っ!」
絶対絶対受け止めたい。ここで止められたくない。その一心で、うさこは奥歯を噛み締めて声を殺した。
「……ごめん」
痛みに涙し、顔を歪めるうさこ。なのに、大丈夫だと言う。それ程までに想われて…嬉しくない筈がない。
非現実な世界に描かれるような、処女膜の破れる音なんてしない。だけど今までより奥に進んだのだと、うさこのその顔が教えてくれる。
「……うさ……っ」
ゆっくりと押し進めた翼の昂りは、狭い道に蠢く肉襞に包み込まれる。
「いっ…ンッ、や、ぁっ…痛いっ」
押し殺し切れず、うさこの口からか細い声が漏れる。
「ごめん…っ…あと、少し……っ」
苦しげな翼の声に目を開けば、眉を寄せ、荒い呼吸を吐き出す翼の顔。うさこが散々、自身のカメラに納めてきた翼の表情だ。
(つーくんは……気持ち、いいんだ……)
そう思うと、痛みも薄れ、苦しいくらい胸が締め付けられる。
「うさこ!力、抜いて……っ」
ビクッと身体を震わせ、翼はキツく目を閉じる。苦しそうな翼を助けてあげたいけれど、どこに力が入っているのか、それをどう抜けばいいのか、うさこにはわからない。
「つーくん…っ、ごめんなさい。力の抜き方、わかんない……」
ゆっくり開いた翼の瞳に、泣きそうなうさこの顔が映る。
「ごめん。そのままで大丈夫」
受け入れるだけで精一杯。そんなうさこにそれ以上は求められない。なのに思わず発した翼の言葉に、うさこは泣いてくれるのか……

