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第2章 夏帆さん vs うさこ ⁉︎

翼の上に、うさこが覆いかぶさる。

まるでうさこが翼を押し倒したような体勢で、うさこはまだ翼の唇を食む。


「うさ…っ…うさは、キスが好きなんだね」

「好き…っ…つーくん、キス……っ」

「ん。いっぱいしてあげる」

そう言えば、

翼は、うさこの後頭部を掴んで顔を引き寄せる。


「うさこの唇も綺麗なピンク色してる。蕩けて色付いて、蜜を垂らして…」

うさこの開いたままの唇から、どちらのものか知れない唾液が零れ落ちる。

それに舌を這わせながら、翼は満足げにうさこの蕩けた瞳を見つめる。


ゆっくりと、

翼の指がうさこのスカートを捲り上げ、

「まるで…ずっと俺を待ってる、ここ…みたい」

下着を脱がし、翼の指はうさこの蜜を掬う。


「うさこのここもさ、俺が舌で擽ると自然と開いていって俺を受け入れるんだよ？」

少し息の上がったうさこの、薄く開いた唇に、翼はそっと舌を這わす。

同時に、翼の指がうさこの蜜口を擦れば、蜜口が綻んで蜜が溢れ出す。

綻んだ蜜口は、すんなりと翼の指を飲み込んでいく。


「ん…つーくん…ふぁ…っ…」

大きく開いたうさこの口内に、翼の舌が滑り込む。

天井を擽るようにじっくりと舐め取られ、

待ち切れなくて絡みつくうさこの舌も堪能する。

口内と、蜜口と、

二箇所から上がる厭らしい水音。

しかも、ここはいつ誰が来るかわからない大学の駐輪場。


そこで、

スカートを捲られ、

下着を剥がれ、

恥ずかしいところに翼の指を飲み込むうさこの姿。


どうしようもない興奮が、うさこの身体を支配していく。