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それでも大好きなんだーっ!
第3章 深雪ちゃん(*≧艸≦)
唇が離れるリップ音。

でもまたすぐに唇は重なって、水音を立てて求め合う。

上手に息継ぎが出来ないからなのか、

脳みそまで溶かされてしまったからなのか、

(何も、考えられない……)

無意識に伸ばしたうさこの腕は翼の頭を掻き抱き、

その熱情を伝えるかのように、うさこの指が翼の髪を乱す。


うさこの頬をなぞる翼の指も、

梳くように髪を撫で、

うさこの耳を掠め、首筋をなぞる。


無我夢中で、唇から愛を貪る2人を、

♪〜♪〜♪〜

翼の携帯の着信音が現実へと引き戻した。


ハッとして唇を離し、翼は照れたように笑う。

「没頭し過ぎた。ごめん、苦しかった?」

流れたうさこの涙を、翼の指が優しく拭う。

緩々と首を振るうさこ。

翼の笑顔に、うさこの期待が否が応でも高まっていく。


(つーくんは…私のこと……)

うさこの唇に翼の指が触れ、優しくなぞられる。

「ん…」

小さく声を漏らしたうさこに、堪らず近付く翼の唇。

♪〜♪〜♪〜

鳴り止まない翼の携帯が、それを阻止した。


「つーくん…電話……」

やっとでそう口にしたうさこ。

話すと触れてしまいそうな距離にある翼の唇を、つい見つめてしまう。

「ん」

チュッと軽く口付けて、翼は携帯を取った。


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