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それでも大好きなんだーっ!
第3章 深雪ちゃん(*≧艸≦)
「のぼせたぁ……」

バスタブの中、

何度も訪れた快楽の波にすっかり溶かされたうさこは、翼の大きな身体にグッタリと身体を預けていた。

「チビうさ。ベッドまで運んでやる」

ザバッ…
うさこの身体をお姫様抱っこして、翼はバスタブから立ち上がる。

そのまま、お互い全裸のままベッドへと運ばれる。


バスタオルの上、ドサッと寝かされたうさこに、翼の身体が覆い被さる。

「……このまま飾っときたい……」

おデコに…

頰に…

首筋に…

瞼に、耳に…

小さくリップ音を立てながらうさこにキスを落としていく翼。


「つ、つーくん?」

(つーくんはセフレとはキスしないのに、私にはたくさんする。……何で?)

ドキドキ……うさこの胸が期待に高鳴る。


「ちっさくて可愛い」

優しい笑みの翼に笑い返すうさこ。

そのほっぺを引っ張って遊ぶ翼。

「いひゃぃーっ」

「いひゃい〜?」

「ひゅーきゅん!」

「ひゅーきゅんて誰?」

むー…っと涙目で睨むうさこに、翼の瞳の野生が増していく。


「その顔、堪んない」

今度は唇に、翼の唇が触れる。

優しく触れるだけだったキスは、

「ん、ふ…ぁっ」

息も出来ない程に激しくなって…

「うさ…っ…」

うさこも、翼も、夢中になって唇を合わせる。


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