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それでも大好きなんだーっ!
第3章 深雪ちゃん(*≧艸≦)
ハッと我に返った翼は、慌てて腰を引きうさこのお尻へとその欲を収める。

「や、あぁ…ンッ……そっち、じゃ…な……っ」

「うさこ、痛いの嫌でしょ?」

「が、まん…する、からぁ…っぁ」

「ん…でもダメ。汚したくない」


そう言って大きく抽送し始める翼。

「つーくん…っ、気持ち、いい、ンッ!」

翼の腰付きに、うさこのお尻はしっかりと快楽を教え込まれていて、

だけどやっぱり物足りなくて、自身の短い指で蜜口の奥の空洞を慰める。


そうして、やっぱり今日もうさこのそこは綺麗なまま…

「つーくんの…バカ……」

夢見心地のうさこはそう呟き、フッと意識を手放した。

「……ごめん」

閉じられた瞳にそっとキスを落とし、翼はその小さな身体に隈無くキスを落とす。


「汚したくない…ね。大事にしちゃってるんだ」

「うわっ⁉︎ 深雪⁉︎ まだ居たのかよ⁉︎ 」

うさことの情事に夢中で、深雪のことは翼の頭の中から忘れ去られていた。


「翼ってば、うさちゃんが可愛くて仕方ないんだ?」

その言葉には頷けるのに、

「こ〜んなにたくさんキスマーク付けちゃうくらいうさちゃんのこと、愛おしくて堪らないのね」

その言葉はイマイチわからない。

「愛おしいっていうか、なんかこう…身体の奥から込み上げてきて、衝動的にキスしてるっていうか……」

歯切れの悪い…自身の言葉にすら困惑している翼は珍しい。

深雪は驚いたように目を見開いた後、ニッと楽しそうに笑った。


「キスすら疎かだった翼がねぇ?随分変わったのね、”つーくん” 」

「……そういえば、うさこ以外にキスしたいとか思ったことなかったな。ていうか、うさこ以外に ”つーくん” とか呼ばれたくない」

「へぇ〜!」


大学でも、深雪の通う高校でも、ご近所でも、トンデモナイ女好きなプレイボーイだと噂される翼。

その翼が、戸惑ったように瞳を泳がせて顔を赤くしていく。

目の前の光景に、深雪は腹を抱えて爆笑した。


「……うるさい。うさこが起きる」

翼の大きな手に口を押さえられ、深雪はムグムグと苦しそうにそれを引き剥がす。

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