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いつかは結婚できると思い込んでる私へ
第1章 1
とは言え男に跨がって自ら腰を扱うなどという行為はやはりはしたなく、どこか惨めな気もした。
そんな躊躇いが邪魔をして腰の動きも怠慢になる。
そんなあやみの心中を汲んだように貝塚の方が代わりに動き出した。
前後に揺れつつ、時おり奥をノックするように腰を跳ねさせる。

「ひゃっ……ああっ……そこっ……怖いっ……」

緩やかに、しかし確実に慣らされていく身体が怖くなる。
しかし倒れてはいけないという言いつけだけは健気に守っていた。
そのため豊満な乳房がたゆんたゆんと弾むように揺れる。
貝塚は嬉しそうに目を細めてその光景を見詰めていた。

「ううっ……あぁっ……あっ……」

濡れた髪はいつもより黒々と映え、彼女を妖艶に魅せていた。

「イキそう?」
「分かんないっ……でもっ……気持ちいいっ……」

あやふやに答えたあやみは再び自らも腰を使い出していた。
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