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sunset~君の光になりたい
第16章 二度目のKISS
 Decemberの大森がさらさらと滑らかにペンを走らせサインを色紙に書いては

「今日は来てくれてありがとうございます」

 と柔らかい声で一人一人と握手する。その様子を千波は会場の椅子を片付けながら見ていた。

(――大森さんは不思議な人……)

 千波は先程までの出来事を思い出していた。

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