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彼方
第2章 憧憬
文芸サークルは、構内の端の古い建物内にあった。


建物の中は賑やかな外の様子と打って変わって、水を打ったように静かだった。


ちなみは足音を立てないよう、恐る恐る進んだ。


ええと、確か二階の部屋だったかな…。


階段を上ると、すぐに「文芸サークル」という看板の付いた部屋を見つけることができた。


部屋のドアはほんの少し開いており、涼やかな風が廊下に流れ込んでいた。



「すみませーん」


ちなみは胸をドキドキさせながら、ドアの隙間から部屋の中を覗いた。

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