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彼方
第2章 憧憬
その瞬間、ちなみは雷に打たれた。


午後の柔らかな春の光の中に、一人の美しい青年が佇んでいたのだ。



爽やかさの中に少しの憂いを感じさせる彼は、ちなみをじっと見つめている。



ちなみは、彼のその美しい瞳に自らが映ることを、恥ずかしいとさえ感じた。


「入部希望の方ですか?」


青年は微笑みを浮かべ、そう言った。


「はい…」


ちなみは俯き、蚊の鳴くような声でやっと返事をした。
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