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第13章 成長

先生に与えられる快感と安らぎの中でワタシは自分を取り戻していくのだ。

｢ごちそうさまでした。｣

手が空くと先生の肩に手を置いて抱き着いた。先生の脚の間に膝立ちになり上体をピッタリつける。


先生が寂しそうな笑みを浮かべた。

｢時間が足りないですね。｣

言葉とともに、額に頬に唇に沢山のキスが降ってきた。

ﾁｭｯ…ﾁｭｯ…

リップ音の一つ一つが｢愛している｣という囁きに聞こえた。


名残惜しそうに唇が離れ、
｢そろそろシャワーを浴びないと…｣

脇を抱えあげられ立たされた。

シャワーを浴びながら互いの体を慈しむように洗う。言葉にしてもどうにもならない思いを抱えながら…