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情画
第24章 芍薬
あぁ…ゆう…
先生に後ろから抱き締められる。
「それと、鏡のカーテンを開けてご覧なさい。
貴女が深く意識を飛ばしてたから、やり過ぎました。」
カーテンを開けて鏡を見る。
えっ…
「貴女が欲しがってたものを差し上げました。しばらく実とお風呂に入れないですね。」
ワタシの体には点々と赤い華が咲いていた。
絵によって出会い、実を結んだ愛の華…
誰に見せるでなくワタシに刻まれた愛の証…
ワタシは先生の筆に生かされ、先生の全てに縛られて此処にいる。
例え、歩を進める百合に育てられても、ワタシは貴方から離れることはありません。
先生がワタシの涙を拭う。
「さぁ…お風呂にゆっくり入りましょうね。」
差し出された手に手を重ねるとしっかりと握られる。
ガチャリ…
アトリエに鍵を掛ける。
ガチャリ…
ワタシの先生でいっぱいの心にも鍵を掛けられた音がした。
Fin
先生に後ろから抱き締められる。
「それと、鏡のカーテンを開けてご覧なさい。
貴女が深く意識を飛ばしてたから、やり過ぎました。」
カーテンを開けて鏡を見る。
えっ…
「貴女が欲しがってたものを差し上げました。しばらく実とお風呂に入れないですね。」
ワタシの体には点々と赤い華が咲いていた。
絵によって出会い、実を結んだ愛の華…
誰に見せるでなくワタシに刻まれた愛の証…
ワタシは先生の筆に生かされ、先生の全てに縛られて此処にいる。
例え、歩を進める百合に育てられても、ワタシは貴方から離れることはありません。
先生がワタシの涙を拭う。
「さぁ…お風呂にゆっくり入りましょうね。」
差し出された手に手を重ねるとしっかりと握られる。
ガチャリ…
アトリエに鍵を掛ける。
ガチャリ…
ワタシの先生でいっぱいの心にも鍵を掛けられた音がした。
Fin