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情画
第2章 夜光虫
ワタシが主人に対して犯した罪と抱えている秘密を思えば、今の仕打ちなど大したことではない。

実の為にそれは守り通さねばならない。

ワタシは舌を出して根元に触れる。

手が効かないだけでこの姿勢は辛くフラフラした。
主人はワタシの髪を束ねて掴み支える。

もう、心など要らない。
ワタシは目を瞑って愛撫を始めた。

根元に舌が触れると肉茎が動き力をみなぎらせる。
ああ、この反応は同じなんだ、皆…

舌を拡げて尖端までを一気に舐め上げると、それはブルリと震えて離れていった。

「袋を舐めろ。」

ワタシが口を開くと、主人に顎を掴まれさらに開かされる。
そして押し込むようにしてそれは口内に入れられた。

ワタシは目を瞑ったまま愛撫を続ける。

チュパ…レロレロ…クチュッ…

飴玉のように舌で転がし、唇から捻り出したり、逆に吸い込んだりする。

主人が気持ち良さそうな吐息を漏らす。

ワタシも当時のことを思い出していた。
そう、レイプ犯に捕まり監禁されたんだったワタシ。
それでも生き永らえる為に体を差し出し犯されているんだった。

早く終わって欲しい。
ワタシは口での奉仕に力を入れる。

「誰に習うのか、売女が…最悪に上手いな…」
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